転職活動をするなら絶対に失敗したくないですよね。
年齢や職種·業種に関わらず、転職が成功·失敗するかどうかは、7つのポイントが重要なのです。
元採用担当の筆者が、転職の成功に必要な7つのポイントを解説します。
転職を成功させるポイント7つ
転職が成功する人·失敗する人には、大きな差があります。
しかし元からの才能ではなく、今すぐにでも変えられる事ばかりです。
上手くいかず悩んだ時は、1つだけでも取り組んでみてください。
ポイント1：なぜ転職するのか理由が明確
転職成功する人は、転職する理由が明確です。
「なぜ転職するのか？」は、採用担当が最も重視するポイントなので、転職をしたいと思ったきっかけを明確に洗い出します。
根本的な悩みが、転職先で解決できなければ二の舞になるためです。
大事なのは、転職理由をポジティブに変換して面接時に伝えましょう。
逆に転職を失敗する人は、転職理由が曖昧です。
採用担当者から「ウチに来ても、嫌な事があればすぐに退職するのでは？」と不安に思われます。
転職したいと思ったきっかけを考えてみると良いでしょう。
ポイント2：自分の強み弱みを理解する
転職の成功には、自分を客観視できる自己分析が重要です。
採用担当者は、「入社したら具体的にどう活躍してくれるか？」を面接でジャッジします。
なので自分が企業にとって必要な人材だとアピールするには、まず自分自身をよく知る事です。
強み弱みの部分で大事なのは、面接時に「弱みの部分は何か？」と聞かれた時、弱み克服のために努力している事を伝える事です。
例えば、自分の弱みが優柔不断だとしたら「物事をじっくり慎重に考えたいので、優柔不断な傾向があります。綿密なリサーチと周りとの連携をしっかり取るためです。しかしその分、私が担当した年度より顧客トラブル○件まで抑えられました。今では目標達成までの無駄を省き更にスピーディーになるよう、常に改善点を探しつつ業務にあたっています。」
このように自分の弱みを冷静に分析しつつ「どう克服できるか？」「弱みをどう強みにできるか？」を意識すると良いでしょう。
自分の強み弱みが分からない時は、職場の上司や同僚、転職エージェントに聞くのがオススメです。自分の知らない一面が分かるかも知れません。
ポイント3：間違いを素直に反省できる
転職活動では、自分自身を振り返り·反省できるかがポイントです。
転職を成功できる人は、面接時に自分の間違いや失敗を指摘された時に、素直に受け止め、どう次回に活かせるかと考えられます。
一方で「自分は間違っていない、周りが悪い」「転職すれば、上司·環境が変われば評価されるはずだ」と考える他責思考タイプは、特に要注意です。
採用担当は他責思考を見抜きます。
間違いを素直に反省できるかチェックされるのは、退職理由の答え方が多いです。
例えば、「思っていた仕事と違う」なら、採用担当から「就職前のリサーチ不足では？」と他責思考を疑われます。
「自分で解決できる事はなかったのか？」と振り返ると良いでしょう。
ポイント4：前向きに話ができる
転職に成功する人は、面接時にも前向きな姿勢です。
「もっと成長するには」「改善するには何が必要か」と、向上心を持っています。
また、退職理由がネガティブであっても前向きに話ができるかがポイントです。
例えば、「ルーティンワークに不満」なら「スキルアップを目指している」。
「サービス残業が多い」なら「効率的に働いて正当に評価されたい」と、ネガティブな印象でもポジティブな言葉に変換するのです。
特に退職理由や前職で苦労した事の話は、面接でよく聞かれる質問事項なので、ポジティブな言葉に変換できると良いでしょう。
ポイント5：転職先に求める条件が明確
転職先で何をしたいか、どんな待遇を受けたいか等の転職先に求める条件決めが大切です。
転職をする目的や条件が明確な人ほど、転職活動にブレがなく成功しやすいのです。
しかし転職先に求める条件すべて合うのは非常に難しいもの。
絶対に譲れない条件と妥協できる条件をピックアップするとよいでしょう。
そのため、転職活動時には業界·企業研究が欠かせません。
求人票だけではなく、企業の公式ページ·転職系の口コミサイト·SNS、様々な角度から転職先をリサーチして、求める条件に合っているか明確化させましょう。
ポイント6：転職活動のベストタイミングを掴む
転職活動にオススメな時期は、2月·8月です。
なぜなら、4月·10月に人事異動やポストの穴埋めの採用を行う企業が多いため、その2カ月前の2·8月に求人数が増えるのです。
2·8月には履歴書と職務経歴書を揃える、転職サイト·転職エージェントに登録して準備をしましょう。
また、仕事を退職するのは「内定」が確定してからがオススメです。
採用担当の中には、退職後の転職活動をネガティブに思う人もいます。
現職の引継ぎ期間を最低でも1カ月間を想定しつつ、転職活動の時期を決めましょう。
ポイント7：複数の企業に応募する
転職に成功する人は、一社にこだわらず複数の選考を受けています。
数をこなすことで面接に慣れたり、失敗しても次の選考で切り替えたりもできるためです。
doda調べによると、内定獲得までに平均して応募社数22.2社という結果に。
多くの転職成功者が、複数の企業に応募し選考を受けているのです。
他社と比較検討できるため、求める条件に合う企業があれば応募すると良いでしょう。
まとめ
転職成功に必要な7つのポイントを解説しました。
スルスルと内定獲得できる人は、以下のポイントを押さえているのです。
·自分がどんな仕事をしたいか目標が明確
·自己分析と企業分析ができる
·失敗を素直に反省できる
·前向きに取り組める
どれも今すぐ始められるポイントですよね。
転職活動がうまくいかず悩んだ時は、成功のポイントを1つ1つチェックしてみてください。きっと良い結果に繋がるでしょう。
コメント