起業を成功させるための転職とは?

創業リズム

「起業したいけど、やっぱり不安がある・・・」

「いまの会社は嫌だし、転職よりもフリーランスで起業したい」

起業となれば、人それぞれの理由はありますが不安はつきものです。

そして不安の原因は、お金や精神的な面ではないでしょうか。

現在は会社に満足していないし、転職したい一方で起業にも憧れる。

とは言えやはり、起業となると不安があるということになるわけです。

そこで今回は、起業を考えてはいるけど不安が消えないという方に向けて解説しています。

記事をお読みいただければ、起業のために転職を利用する方法が理解できるようになります。

この記事でわかること

・いきなり退社せずに一旦は転職する

・起業資金を短期で貯めるために転職する

・起業する業界に転職して稼ぎながら学ぶ

3つのパートに分けて解説します。

いきなり退社せずに一旦は転職する

「この会社は嫌だから、さっさと退社して起業しよう」

起業直後は、収入が0円という月も発生する可能性があります。

もし転職せずに起業した場合は、完全なゼロになるということです。

しかもいつまでゼロかも全くわかりません。

実際に収入が途絶えてしまい、不安でうまく思考できず挫折した経営者がいます。

資金やノウハウ同様、思考と精神の安定は起業の重要な要素です。

人間は精神的に追い込まれると、まともな思考ができなくなってしまうのです。

そこで精神を守るために、いきなり会社を辞めずに一旦は転職するという方法です。

確実な収入や一定の資金を得るまでの収入を確保しておく

毎月の確実な収入があれば、起業の準備も計画も含めてスムーズに行動できます。

一方でいきなり退社して借金し、起業するという選択肢もあります。

ただ、仮に収益が0円で貯金がない場合、返済額を踏まえるとマイナスになるわけです。

資金リスクの少ないライターやブロガーでも、生活費は常にかかります。

生活への不安は、精神的にかなりのダメージを受けてしまうのです。

✔︎起業前の収入の確保にはメリットがあります。

毎月の収入が約束される

最低限の生活が可能になる

余計な心配が消える

起業前の準備や思考、起業直後の活動が行いやすい

どんなに辞めてしまいたい会社でも、まだ起業には不安があるという方。

あるいは起業の準備が不十分な方は一旦、安定のための転職をおすすめします。

起業資金を短期で貯めるために転職する

起業するために気軽に借金をする人がいます。

しかしある程度の規模でない限り、それほどの大金は必要としません。

起業は可能な限り(すべてではないとしても)自己資金のスタートが理想です。

とは言え、気長に貯金するのはあまりおすすめしません。

短期で貯めるメリットはいくつかありますが、特に重要な3つは以下の通りです。

①市場のニーズ(需要)を逃さず対応できる

②長期間になるほど本人の気持ちが落ちる

③決めた期間内の資金の達成が自信になる

どれもメリットですが、ネット社会において①は特に重要です。

ニーズの波に乗ることも、起業の成功を左右する時代なのです。

起業までの時間を短くするための転職例

多くの方は通勤を含め、1日10時間前後は仕事に拘束されています。

その報酬としては非常に効率が悪く、十分な貯金ができないこともあります。

実際に私の友人は、1年の転職によって開業資金の100万円を用意しました。

普通の会社員のままでは無理だったと本人が話しています。

実際に友人が行なった方法は以下の通りです。

・運送業を選ぶ

・休みを減らして働く

・家から限りなく近い職場にする

・無駄遣いは一切しない

・1年間は実家へ移り家賃ゼロ

もちろん一例ですし、どなたでも同じようにはいかない場合もあります。

ただし、目的は起業資金を貯めるための仕組みなので簡単です。

限りなく多い収入で、限りなく使わない

永遠にやれと言われたらキツイですが、たったの1年ならということです。

しかも今は半年でも需要が変化する時代ですので、少しでも早いスタートが理想です。

✔︎転職によって起業までの時間を短縮しましょう。

起業する業界に転職して稼ぎながら学ぶ

「もう人に使われたくない」

「起業したほうが精神的に楽だ」

様々な理由で起業するわけですが、いきなり始めて上手くいく保証はありません。

しかもググったり、動画を見て学んだだけでは不十分な場合も多くあります。

一方で、技術やノウハウを学ぶためにスクールへ通う人もいます。

もちろんそれも一つの手段ではあります。

もし現在の仕事が起業と無関係の業界であれば、効率の悪い選択です。

どうせなら起業と関係のある業界で、学びながら給料をもらってしまいましょう。

起業予定の業界へ転職してひたすらアウトプットする

起業を予定している業界で働くことは、時間的にもかなり有効な手段です。

①無関係の業界で8時間の労働後、スクールや独学で学ぶ

②起業予定の業界で8時間の労働後、プラスαで学ぶ

明らかに②の時間と効率のコスパが①を上回っています。

仮に②がバイトで5時間の労働だと仮定しても①より上です。

ここで効率の良い手段と流れを紹介します。

起業を予定している業界へ転職する(アルバイトでも可)

収入を確保しつつ、技術やノウハウを学べる

生活も精神も安定し、起業に向けた行動ができる

現在は選びきれないほどのスクールやサロンが溢れています。

もちろん、お金を払って学ぶことが悪いわけではありません。

ただしスクールは、あくまでインプットがメインの場です。

一方で、働いてしまえば日常的にアウトプットも行うことが可能なのです。

✔︎起業するための技術や資金が不十分な方は、予定している業界への転職をおすすめします。

起業を成功させるための転職とは?「まとめ」

夢に突っ走って起業する、会社が嫌で起業するなど理由は人それぞれです。

もちろん素晴らしいことですし、起業が間違っているわけではありません。

しかし私は成功パターンだけでなく、多くの失敗例を見てきました。

家賃が払えなかったり、家族のために途中で諦めた人もいます。

そしてネックになった原因の大半が一定の収入だったのです。

仕事内容に興味がないとか、見切りをつけたのであれば問題ありません。

本人は続けたいのに、生活が困難になって挫折してしまう。

将来的に起業を考えている方はぜひ、起業のための転職を考えてみてください。

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