あなたは大丈夫?起業に失敗する人・向かない人の特徴とは?

創業リズム

起業で失敗しないためにどうしたらよいか知りたい

起業するため失敗例など参考になる情報がほしい

そんなあなたへ、起業に失敗する人の特徴6つをご紹介します。

起業した人のなかでも成功するのは一握りです。

その一握りに入るためには成功した人や失敗した人の情報が必要となります。

失敗しやすい特徴や、起業が向かない人の特徴を知り、起業で成功を収めましょう。

起業に失敗する人の特徴6つ

起業を成功させられるのはごく一部です。

では起業に失敗する人の共通点は何でしょう。

起業に失敗する人に共通する特徴は以下の6つです。

・起業目的があやふや

・利用者や消費者のニーズを理解していない

・未経験の業界で勝負したがる

・会社の責任を負う覚悟がない

・すべて自己流でやりたがる

・行動に移すまでが遅い

それぞれ詳しくご紹介します。

○起業目的があやふや

起業する際に目的が明確に定まっていないと、起業準備の段階で目的を見失ってしまいます。

そして起業することが目的となってしまい、本来の目的を忘れたまま会社立ち上げまでいってしまうのです。

起業そのものが目的になっていると、準備ばかりに時間を消費して事業自体の準備が疎かになる恐れもあります。

目的を忘れた状態の会社は、行き先の決まっていない船と同じです。

散々、海をさまよい続け最後は荒波に飲まれ簡単に沈没し海の藻屑となるでしょう。

目的がない会社は時間とお金だけ消費し、なにかを成し遂げる前に倒れてしまうのです。

 ○利用者や消費者のニーズを理解していない

どんなに良い商品を作ったとしても、利用者や消費者の求めるものでなければ市場価値は低くなります。

市場価値が低ければ利益にも繋がりません。

そのため利用者や消費者のニーズを理解していないことは死活問題なのです。

経営者たるもの利用者や消費者のニーズに対し、常にアンテナを張っておく必要があるでしょう。

○未経験の業界で勝負したがる

経験や知識のない業界での事業は需要を把握するのが難しく、ミスマッチの供給を生み出してしまいます。

業界経験者との競り合いも不利なため、ただでさえ成功させるのが難しい起業の難易度がさらにアップします。

どうしても未経験の業界に進出したい場合は、知見と実績のある人をパートナーとして迎えましょう。

○会社の責任を負う覚悟がない

覚悟のない社長は思いきった決断ができません。

決断ができなければ他の会社に遅れをとることになります。

その遅れは会社が社会へ進出する際に足かせとなるのです。

また、責任を負う覚悟がないと責任転嫁しやすくなります。

そのため人としても成長が見込めず、将来性のない起業となるのです。

○すべて自己流でやりたがる

起業の成功者や失敗者、知識人の話に聞く耳を持たず自己流でやりたがる人ほど起業に失敗します。

これまでの事例や情報が多くあるのに、取り入れなければ同じ場所で躓きます。

そして先人と同じ理由で失敗することになるのです。

ですから、なんでも自己流でやろうとせず柔軟に多くの意見を取り入れる必要があります。

○行動に移すまでが遅い

社長の決断は会社に大きく影響します。

決断し、行動までが遅いと新しいアイデアや新事業が使い物にならなくなります。

アイデアが新鮮なうちに、想いが熱いうちに行動することが大切です。

経営者は即決、即判断できるだけの能力が求められます。

起業に向かない人の特徴3つ

起業に向かない人の特徴は以下の3つです。

・自己中心的な人

・メンタルが弱い人

・頼みごとが苦手な人

それぞれ詳しくご紹介します。

 ○自己中心的な人

自己中心的な人は周りへ配慮できず横暴なことばかり、ひとりよがりの経営となります。

自分のやり方やアイデアにも固執しやすく、良い商品やサービスが生まれる環境とはほど遠い会社になるでしょう。

さらに優秀な人材も離れやすくなり、社会のニーズと離れた方向へと走り始めてしまいます。

そのまま状況が悪化すれば社長としても会社としても需要が落ちていくでしょう。

 ○メンタルが弱い人

会社は起業してすぐに軌道に乗るものではありません。

ですので、すぐに収入を見込めないだけでなく、赤字続きになる可能性も高くなります。

メンタルが弱い人ですと、その状況を受け止めきれず心が折れてしまうでしょう。

立ち上げ時にあった自信が消え、ネガティブな思考にとらわれてしまいます。

すると出資者も社員も不安を感じ離れてしまうのです。

社長が自信を無くしては事業継続までも危うくなります。

○頼みごとが苦手な人

頼みごとが苦手な人は、全て自分の力だけで成し遂げようとしがちです。

しかし、一人で全てやろうとすると時間を割くべき物事に注力できなくなってしまいます。

本来必要な業務が疎かになってしまっては会社の経営も傾くでしょう。

メンバーや社員に頼り、業務を切り分けることで負担を減らせます。

負担が減れば学習や人脈作りなどに時間を割けるようになり、会社も軌道に乗りやすくなるでしょう。

起業の秘訣は失敗から学べる

起業するときには成功体験だけでなく、失敗についての情報も重要です。

これまでの起業家が失敗した理由を知ることで、同じ過ちを繰り返さなくて済みます。

失敗こそ失敗しないためのヒントになるのです。

起業に失敗したくない人は、起業を失敗した人から学びを得ましょう。

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